明日は雨だな、と身体のほうが先に気づく。頭が重くなってから、天気予報を見て納得する。
こういう感覚を持つ方は、決して珍しくありません。そして「気のせい」でもありません。気圧の変化と身体の不調の関係は、研究の対象にもなっています。
ただ、天気は変えられません。だからこそ、仕組みを知って備えるほうが現実的です。
なぜ気圧が変わると不調が出るのか
耳の奥が、気圧を感じ取っています
内耳という、耳の奥にある器官があります。平衡感覚をつかさどる場所として知られていますが、気圧の変化を感じ取るセンサーの役割も持っていると考えられています。
気圧が急に下がると、内耳がその変化を捉えます。その情報が脳に伝わり、身体はバランスを取り直そうとします。
このセンサーの感度には個人差があります。同じ天気でも平気な人と、はっきり不調が出る人がいるのは、このためだと言われています。乗り物酔いをしやすい方は、天気の影響も受けやすい傾向があるとされます。
血管の広がりが、頭の重さにつながります
気圧が下がると、身体にかかる外からの圧力が減ります。すると血管がわずかに広がりやすくなります。
頭の中で血管が広がると、周囲の組織を押す形になり、これが重さや拍動するような感覚として現れることがあります。「こめかみのあたりがズキズキする」という訴えは、このメカニズムで説明されることが多いです。
首と肩の張りが、症状を強くします
気圧の影響そのものは変えられませんが、それを受け止める身体の状態は変えられます。
首や肩がすでに固まっている状態だと、頭部への血流はもともと滞りがちです。そこに気圧の変化が重なると、症状がはっきり出ます。
同じ低気圧でも、日によって重さが違う。そう感じる方は、その日の首肩の状態が影響している可能性があります。
天気予報を、身体の予定表として使う
気圧は前日から下がりはじめます
不調が出るのは、雨が降っている最中とは限りません。むしろ降り出す12時間から24時間前、気圧が下がり始めるタイミングで症状が出る方が多いです。
雨の前日に頭が重くなるのは、身体が先回りして反応しているからです。
気圧の変化を表示するアプリがあります
天気予報アプリの多くに、気圧の推移をグラフで表示する機能があります。気圧の変化に特化したアプリもあります。
数日分のグラフを見て、大きく下がる日が分かれば、その前日にできることがあります。
前日にやっておきたいこと
大きく下がりそうな日の前日は、首肩を固めないことを意識してください。
長時間のデスクワークが避けられないなら、1時間に一度は肩を回す。夜はシャワーではなく湯船に入る。就寝を普段より30分早める。
不調が出てから対処するより、出る前に状態を整えるほうが、負担が少なくて楽です。
記録をつけると、自分の傾向が分かります
手帳でもスマホのメモでも構いません。頭が重かった日に印をつけて、そのときの天気を並べてみてください。
1か月ほど続けると、自分がどのタイミングで影響を受けやすいかが見えてきます。傾向が分かると、身構えられるようになります。 予測できる不調は、身体も受け止め方が変わります。
それでも痛みが強いときは
頭痛が繰り返し起こる、市販薬を頻繁に使っている、吐き気やめまいをともなう。こうした場合は、一度医療機関を受診してください。
天気に関連して起こる頭痛には、医療の側で対処できる方法があります。我慢して過ごす期間が長いほど、生活への影響も積み重なります。
とくに、これまでとは違う強い痛み、しびれや視覚の異常をともなう場合は、早めに受診してください。
ソラリエでできること
気圧そのものには手を出せませんが、それを受け止める首や肩の状態は整えられます。
ソラリエでは、理学療法士の国家資格を持つ施術者が、首から肩、背中にかけてどこが固まっているかを確認したうえで施術に入ります。
頭の重さが気になる方には、ヘッドスパ〈炭酸スプレー付〉30分3,500円をご用意しています。頭皮を整えたあと、頭から首・肩までをほぐしていきます。
首肩の張りが強い方には、もみほぐしとの組み合わせがおすすめです。もみほぐし40分+ヘッドスパ20分の計60分で5,500円、全身もみほぐし60分+ヘッドスパ30分の計90分で8,000円(すべて税込)。
天気が崩れる予定に合わせてご予約いただく方もいらっしゃいます。予報を見て、前もって整えておくという使い方もできます。
神戸市須磨区須磨浦通、完全予約制のサロンです。月・火・水・土の10時から22時まで営業しています。
コメント