肩をもんでもらっても、数日でまた元に戻る。ストレッチをしても、その場だけ楽になって続かない。
肩こりが取れにくいとき、ほぐす場所ではなく、肩の位置を疑ってみる価値があります。
肩は、思っているより簡単に上がる
力を抜いたつもりでも、上がったままのことがあります
いま、鏡の前に立ってみてください。あるいは座ったままでも構いません。
耳と肩の距離を見て、そのあと息を吐きながら肩をストンと落とす。距離が変わったなら、さっきまで肩は上がっていたということです。
多くの方が、この差に驚かれます。自分では下ろしているつもりでも、実際には持ち上がったままになっている。それが常態化しています。
上げる筋肉は、下げる筋肉より強い
肩を持ち上げる筋肉は、首の後ろから肩にかけて広く付いています。日常でよく使われるので、力も強く、疲れにくくできています。
一方、肩を下げる方向に働く筋肉は、背中の中ほどにあります。こちらは意識して使う場面が少なく、弱くなりやすい。
つまり身体の作りとして、肩は上がりやすく、下がりにくいのです。放っておくと、上がった位置が標準になっていきます。
肩が上がる場面は、一日に何度もあります
寒さを感じたとき、人は反射的に首をすくめます。冷房の効いた室内、朝晩の冷え込み、急な気温の変化。そのたびに肩は持ち上がります。
緊張しているときも同じです。急いでいるとき、集中しているとき、気を張っているとき。肩は無意識に上がっています。
重い荷物も原因になります。バッグを肩にかけると、落ちないように肩をすくめ続けることになります。片側だけにかける習慣があると、左右差として残ります。
デスクワークでは、キーボードの高さが合っていないと腕を支えるために肩が上がります。ノートパソコンを長時間使う方は、特に起こりやすい状態です。
一日のうち何度も上がり、下ろす機会がほとんどない。 これが、もんでも戻る肩こりの背景にあります。
上がったままだと、何が起きるか
筋肉は、縮んだ状態が続くと血流が落ちます。血流が落ちると、疲労物質が流れにくくなり、張りとして感じられます。
そして張りがある状態では、肩をさらに動かしにくくなります。動かさないから固まり、固まるから動かさない。この繰り返しになります。
肩を上げる筋肉は、首から頭のつけ根まで伸びているものもあります。肩の張りが強い日に頭まで重く感じるのは、このつながりによるものです。
自分で確認できる3つのこと
一、耳と肩の距離を1日3回見る
朝、昼、夕方。鏡でも、スマホの内カメラでも構いません。
上がっていたら、息を吐きながら下ろす。それだけです。下ろす回数を増やすことが、そのまま練習になります。
二、バッグのかけ方を変える
同じ肩にかけ続けていないか確認してください。リュックや斜めがけに変えられるなら、それが一番早い解決方法です。
変えられない場合は、意識して左右を入れ替えてください。片側に偏った状態が続くと、左右差が固定されます。
三、肘の位置を確認する
デスクで作業しているとき、肘が身体から離れて浮いていないか見てください。
浮いていれば、腕の重さを肩で支えている状態です。肘掛けを使う、椅子の高さを変える、キーボードを手前に置く。どれか一つで変わります。
それでも変わらないときは
腕を上げると痛む、夜間に痛みで目が覚める、手にしびれがある。こうした症状がある場合は、一度医療機関を受診してください。
肩の症状には、筋肉の張りでは説明できない原因があることもあります。特にしびれをともなう場合は、早めにみてもらうほうが安心です。
ソラリエでできること
肩が上がったまま固まっている場合、肩そのものだけをほぐしても戻りやすい状態が残ります。背中や胸まわり、肩甲骨の動きまで含めて確認する必要があります。
ソラリエでは、理学療法士の国家資格を持つ施術者が、どこがどう動きにくくなっているかを見たうえで施術に入ります。左右差がある方には、その差がどこから来ているかもお伝えしています。
肩まわりが気になる方には、もみほぐし(60分5,000円から)と、全身ストレッチ(40分4,000円から)をご用意しています。身体の使い方から見直したい方には、整体(ボディメンテナンス)が40分5,000円、60分6,500円です。すべて税込です。
施術のあとには、その方の状態に合わせた確認方法や座り方もお伝えします。どのメニューが合うか迷われる場合は、当日そのままご相談ください。
神戸市須磨区須磨浦通、完全予約制のサロンです。月・火・水・土の10時から22時まで営業しています。
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