夏になると、休んでも疲れが抜けない。朝から身体が重い。食欲が落ちて、なんとなくやる気も出ない。
暑さのせいだと分かってはいても、いつまで続くのかと不安になります。
こうしたとき、意外と見落とされているのが水分の摂り方です。飲んでいるつもりでも足りていない、あるいは飲み方が合っていない。それだけで、身体の重さは変わってきます。
汗で失われるのは、水分だけではありません
塩分も一緒に出ていきます
汗をなめると塩辛いのは、水分と一緒に塩分が出ているからです。
夏の一日で失われる量は、屋外で作業をする方なら数リットルに及ぶこともあります。冷房の効いた室内で過ごしていても、気づかないうちに汗はかいています。
水だけを飲むと、かえって薄まります
汗で塩分が減っている状態で水だけを大量に飲むと、身体の中の塩分濃度がさらに下がります。
すると身体は、濃度を戻すために余分な水分を尿として出そうとします。飲んでいるのに水分が身体にとどまらない、という状態です。
夏に「たくさん飲んでいるのにだるい」という方は、この形になっていることがあります。
水分が足りないと、身体はどうなるか
循環の負担が増えます
血液の半分以上は水分です。水分が減れば血液の量も減り、同じ量を全身に届けるために心臓はより多く動くことになります。
じっとしているだけで疲れる、少し動くと息が上がる。夏にこうした感覚があるとき、暑さそのものより循環の負担が関わっていることがあります。
筋肉がつりやすくなります
夜中に足がつって目が覚める。夏に増える訴えです。
筋肉が縮んだり緩んだりするとき、そこではナトリウムやカリウムといった成分がやり取りされています。汗でこれらが失われると、筋肉の働きが乱れやすくなります。
日中しっかり汗をかいた日の夜につりやすいのは、このためだと考えられています。ふくらはぎがもともと張っている方は、さらに起こりやすくなります。
摂り方を見直す4つのこと
一、一度に飲まず、こまめに分ける
一気に飲んでも、身体が吸収できる量には限りがあります。余った分は尿として出ていきます。
コップ1杯を、1〜2時間おきに。 喉が渇いてから飲むのでは遅いので、時間で区切るほうが確実です。
二、起きてすぐと、寝る前に1杯
眠っているあいだにも汗はかいています。朝は身体の水分が最も減っている時間帯です。
起床後すぐに1杯、就寝前に1杯。この2回を習慣にするだけで、一日の底上げになります。夜中に足がつる方は、寝る前の1杯を試してみてください。
三、汗をかいた日は、塩分も一緒に
しっかり汗をかいた日は、水やお茶だけでは足りません。
経口補水液やスポーツドリンクを1本、あるいは食事で味噌汁や漬物を摂る。普段より少し塩気のあるものを意識するだけで構いません。
ただし糖分の多い飲料を大量に摂ると別の負担になるので、飲むなら食事とは切り分けて考えてください。
四、冷たいものを一気に飲まない
冷たい飲みものを一息に飲むと、胃腸が急に冷えます。消化の働きが落ちると食欲も下がり、そこから食事量が減って、さらに水分と塩分が不足するという流れになります。
常温か、少し冷たい程度で。氷をたっぷり入れた飲みものは、一日に何度もという形は避けてください。
それでも続くときは
強い頭痛、吐き気、めまい、まっすぐ歩けない、汗が出なくなる。こうした症状がある場合は、熱中症の可能性があります。すぐに涼しい場所に移り、必要なら医療機関を受診してください。
また、水分を意識しても数週間だるさが続く場合や、食事がほとんど摂れない状態が続く場合も、一度みてもらうことをおすすめします。夏の疲れとして片づけられない原因が隠れていることもあります。
身体をほぐすことで楽になる部分はありますが、それだけで済む話ではありません。
ソラリエでできること
水分の不足に加えて、夏は筋肉が固まりやすい条件がそろいます。冷房の効いた室内で身体を縮めた姿勢が続く、暑さで外に出る機会が減って動く量そのものが落ちる。
固まった筋肉は、それだけで循環の負担になります。水分を整えても身体が重いままなら、筋肉の側にも目を向けてみてください。
ソラリエでは、理学療法士の国家資格を持つ施術者が、どこが張っているかを確認したうえで施術に入ります。
全身の重さが気になる方には、もみほぐし(60分5,000円から)がおすすめです。脚のつりやすさやふくらはぎの張りが気になる方には、全身ストレッチ(40分4,000円から)も向いています。すべて税込です。
どちらが合うか迷われる場合は、当日そのままご相談ください。お身体の状態を確認したうえでご提案します。
神戸市須磨区須磨浦通、完全予約制のサロンです。月・火・水・土の10時から22時まで営業しています。
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